こだわり

最良の製品をお届けするために

原料

当社で扱う商品は天然の羊毛、さらにオーストラリアメリノ種に厳選しています。高密度で傷みの少ない部分を使用しています。

製造工程

高温多湿な日本では原皮はすぐに傷んでしまいます。当社で扱う原皮はオーストラリアから輸入後、大型の冷蔵庫で保管することで原皮の特徴を損なわないように管理しています。

また、皮製品を取り扱うにあたって一番最初に行う工程が「なめし」です。なめしは皮を腐らなくする加工で、当社が扱う商品では「クロムなめし」という最も優れた加工を取り入れています。クロムなめしは高コスト、高技術で廉価品などではなかなか取り入れられていないのが実情です。

品質管理

■原材料品質管理
原皮の選定の基準
①高密度「1平方cmあたり約4000~5000本」
②寝具に最適な番手(羊毛繊維の太さ)
③キューティクルの傷みのなさ

■なめし工程の品質管理
当社で扱う商品に施されたクロムなめしでは、全品耐熱温度を検査し95度以上あるものを合格とし、95度未満のものは再度やり直すことで製品品質を安定化させています。輸入品や廉価品で起こる破れ、剥離などのクレームはこれらのなめし工程が原因で起こるものがほとんどの為、なめし工程の品質管理は非常に大切となります。

■染色工程の品質管理
当社で扱う商品の染色処理温度は革製品の耐久性と発色性を両立できるギリギリの温度の70度です。70度にこだわる理由は色落ち(移染)を起こさない為です。